維持費の安さならフィット

ホンダの人気車種ともいえるのがフィットでしょう。フィットの魅力ともされているのが1.3Lと1.5Lのi-VTECエンジンによる快適な走り、そして最高24.0km/L(1.3Gの10・15モード燃費)という燃費性能でしょう。さらにエコカー減税対象だということもメリットのひとつになっています。1.3LのLとGの2WDの場合には自動車重量税が75%軽減、自動車取得税が30万円控除になりますし、1.5LのRSの2WD/CVT車の場合、自動車重量税が50%軽減で、自動車取得税が15万円控除になります。
ちなみにライバルのトヨタヴィッツやマツダデミオなども減税対象車がありますが、フィットほど減税対象グレードが多くないともいわれ、この分野ではフィットの一人勝ちともいえる状態になっています。このような安さにプラスして人気になっているのが、ホンダらしいエンジンの作りでしょう。上記にも挙げているトルクコンバーター付きのCVTは加速のスムーズさに貢献しており、エンジン音も抑えられていますので、音や振動も少なめになっています。また室内空間に関しても、広い室内を間仕切りすることができるフレキシブルラゲッジボードを装備しており広く使えるゆうになっています。
さらに走りにこだわりたいという方のためにも、フィットの最高級スポーツグレードのRSというものがありますので、ベース車としてはもちろん、そのままでの十分楽しめるようになっています。中古車市場にはともなくさまざまなフィットが登場していますので、自分の要求に合ったものも見つけやすいといえるでしょう。たとえばETCやCDプレーヤー付き、ディスチャージライトやキーレス付きなども珍しくありません。最近はエコカーブームといわれるもので、ハイブリットカーや燃費の良い車がたくさんラインナップしています。
しかし車体本体が安くてフェットなみの燃費があるなら、車体本体の値段が高くてより燃費が良いような車よりもコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。フィットは販売台数も多く、どのような中古車販売店でも在庫があるので、できるだけ安く状態の良い一台を探すというのも他の車種よりも容易だといわれています。フィットだけを中心的に集めているというような中古車販売店もあるほどですので、あえてフィットに絞って探してみるというのも良いかもしれません。本体価格が安くて燃費や維持費が安い中古車を探しているのでしたら、このホンダフィットをその選択肢としてあげてみるとよいでしょう。